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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、生命の寂寥感、充実感、明朗性、清新な感受性、等々は、線の造型、量感、濃淡、靜動、緩急、内部にこもる動きや微妙なしらべと結びついて、、、

下図、・・・弘法大師(風信帖)、この筆意を自らの手で摑み出す・・・
‐2013年‐第65回毎日書道展‐審査会員‐
国立新美術館(東京 六本木)にて、作品右側面から写す、
・・・可比丹(北川修久)作‐立体象書作品「望のぞみ」・・・
・・・明朗性、線の造形、明るさ以上の明るさは精神の問題・・・

p.262、 ‐書境の開拓‐
、、、明瞭で達意の文字を書くことによる明るさ以上の明るさは精神の問題である。「この生を愛すべし」の一条は、人間の存在の充実、完成を目ざす明るさであり、坐りである。道人は能筆を求めなかった。「少しく稚拙の氣味を帶びて、たゞ氣楽に心やすく書きつけ、これを以て誇りともせず、又恥ともせずといふ程度こそ、吾等の眼目とすべきところと存じ候」(昭和三年一月九日、吉江喬松宛)。生命の寂寥感、充実感、明朗性、清新な感受性、等々は、線の造型、量感、濃淡、靜動、緩急、内部にこもる動きや微妙なしらべと結びついて、現代に生きる人間の感情や情趣を表現している
、、、 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄・発行所 恒文社
-「墨線」-できないことではあるけれども切ればその断面は丸い、という道人-

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