忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

、、、當時一般の專門家は、貫名の書が今日の如き聲價を得やうとは、夢想だもしなかつたに相違ない、、、

―魚― ・10/24・つづき
・青銅器銘文檢索p.1563 5882  魚觚 [魚]

金文總集p.3297 5882 魚觚
下図拓図版
・殷周金文集成釋文・第四巻ーp.377 6684 魚
  字數:一 
 時代:殷
 
、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふ、と天来は云ふ、、、」
昭和十三年發行 天來翁書話

實用書及び藝術書の奬勵法を異にすべきを論ず
.365.366、
、、 貫名海屋は八十六歳の長壽を保つた人で、其の一生涯を通じて最も努力したのは書道であつたにも拘はらず、其の晩年に至つても當時鑑識家に其の技倆を觀破して眞に敬服したものが二三人位あつたかどうか其れすら少々疑問である、、、當時一般の專門家は、貫名の書が今日の如き聲價を得やうとは、夢想だもしなかつたに相違ない。然るに没後に至つて一六先生や鳴鶴先生が、其の技倆に敬服し、盛んに唱道された爲に追々人の注意を惹き、殊に一六先生の一家法は、海屋の或る時代に書いた書の一方面を擴大して、より以上に一家法の色彩の濃厚にした書風を書き出されたのである。此事は後日題を改め、證據を擧げて論ずることにする、、、(昭和六年か、) 藝術を語る天来先生、つづく

拍手[5回]

PR