忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

、、、道人(天来)は表現派の美術と云ふのはどんなものか不案内であるが、書道ほどの内容を有つてゐるものかどうか委しい事を知らないから斷定する事は出來ない、、、

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふ、と天来は云ふ、、、」
下図、二日間の放送大学面接授業終了、書を平面から摑み出す臨書を、

昭和十三年發行 天來翁書話
實用書及び藝術書の奬勵法を異にすべきを論ず
.365、
、、書は何人でも書かない者のない爲に、書道は美術だとか美術ではないとか云ふやうなことが明治の初年には矢釜しかつたものと見えて、川田甕江先生の書かれた書は美術なりといふ説を何かで見た事がある。故に書道は藝術書と實用書と餘技書とが一緒になつて、永い間、玉石混淆の状態であつたが、今日では表現派の美術だとか云ふ人もあるようである。道人(天来)は表現派の美術と云ふのはどんなものか不案内であるが、書道ほどの内容を有つてゐるものかどうか委しい事を知らないから斷定する事は出來ない、、、(昭和六年か、) 藝術を語る天来先生、つづく

拍手[7回]

PR