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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、皆是れ性情を假託するに好適の資料たること、、、

―魚― 
下図、p.88-
圖版80‐西漢早期青銅及其紋様- 
・(6)鷺鶴龜魚紋、羽入競紋銅提桶的展開

  ‐中國圖案大系‐第四巻-秦漢時代-張道一主編‐美工圖書社‐
 ‐圖版目録、圖版80 
西漢早期青銅及其紋様(六種)・・・88-

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 
 (五)書の形質及び性情 下 p.232、つづき
、、、今度は運筆の遲速と用墨の潤渇が出て來た。是も性情を表はす材料には慥になる。今一ツ見えるのは點畫の強弱だ、、、以上吾輩の展大寫眞に映つた者は、篆隷以下各體の筆は、交互に形質となり又性情となること、及び結體にも性情を託することの可能なること、並に點畫の妍醜、運筆の遲速、用墨の潤渇、點畫の強弱、皆是れ性情を假託するに好適の資料たること都合六個條である
、、、つづく(己未・1919年)、・・・2015年の干支(乙未)、96年前の(未・ひつじ)年に藝術「書」を綴る天来先生・・・

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