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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、自己の想いを投げすて、長い間に、内面に充実する動かしがたい美を把握してゆく、、、

下図、-台東区立書道博物館-入口、
・・・p.787.
‐中国書道辞典 中西慶爾編‐木耳社- なかむらふせつ「中村不折」(日本・慶応二~昭和一八 1866~1943) 信州の人、名は鈼太郎(さくたろう)、環山・豪猪先生とも号し、その居を孔国亭・永寿霊壺斎といった。明治三四年(1901)フランスに留学、画人として一家をなし、久しく文展審査員をつとめ、大正八年(1919)芸術院会員となった。日露戦役に従軍後一転して書道に励み、漢魏六朝の書を深求して独自の書風を創始して遂に一家をなした。終始書道に関する資料及び文献を蒐集し、その一万余点に達するや、「中村氏書道博物館(現在、台東区立書道博物館)」を開設して後進に路を開いた功は大きい。著に*『禹域出土墨宝書法源流考』などがある・・・とある

p.46、Ⅱ 短歌作品とその変遷 鹿鳴集の世界 南京新唱
、、、 みほとけのすがたの間にいくたびもたたずんでその瞑想のさまざまの美しさを感じ、あるいは近づき、あるいは遠のき、ほのかな光の中に凝視し、一時的な印象を捨て去り、自己の想いを投げすて、長い間(それは時間の長さではない)に、内面に充実する動かしがたい美を把握してゆく。外面の特徴の写生や描写をせず、風のように内面に吹きわたる眼に見えぬ言葉のしらべで歌をつつんでいった。
、、、
 ‐ 「會津八一とその芸術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 早稲田大学出版部 


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