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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、芸術、宗教、何にせよ、中途半端な曖昧さ、不徹底な生き方や態度を嫌悪したのである、、、

・・・有と無の律動、「書の美」の視点・・・
―虚實相交はり奇想天外より來りて、、、(昭和六年)比田井天来―
この27、28、29日の三日間、「ほっと平山」での講習会終了!
体育館会場より見えている桜、桜の中での講習会でした!!

p.291‐題材としての仏像‐
、、、いかに仏像の優美なたたずまいを歌い、官能的な妖艶の仏を詠もうとも、道人の心の中には、仏との出会いや絶対者への信仰につながるものを蔵していた。美の視点は、けっして信仰を捨てたのではない。ただ背後にひそめているだけである。露わに語らないけれども、広大無辺の温かい心、永遠の美、彼岸の美の世界などと、いつも道人は深いところで結びつこうとしており、また結びついていることを信じていた。道人は仏像の前にたたずんで心の安らぎや浄化を得たことはいうまでもない。それははじめから終わりまでそうであり、宗教的敬虔をともなう視点である。他方、この美を攪乱する者を四天王のように大喝した。芸術、宗教、何にせよ、中途半端な曖昧さ、不徹底な生き方や態度を嫌悪したのである、、、 ‐「會津八一とその芸 術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植 田重雄・早稲田大学出版部

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