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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、道人の歌のしらべ、心のひびきは、はっきりと力強くみほとけを喚び醒ましている、、、

‐第4回‐立体象書研究会展‐「魄」たましひの造形‐9/13~9/21‐
下図、‐作品「魄」たましひ‐に光を投射、そして生まれる影、
   ・3次元・2次元・「有」と「無」の存在、‐その⑨‐
・・・清浄な光がとどいているのである・・・

p.415.416、 ‐ 『寒燈集』の上梓とその意義 ‐
、、、
奈良は道人の主観の中でその美は醸成されていったが、奈良に没入する契機は少なくとも四つあったといえる。、、第四には、劇しくなる戦争ののなかで、国家の危急に赴く青年学生とともに奈良に行き、、、死地に赴く青年たち、きい子、良寛禅師、その他、戦争の苦難の中にあってなお清らかに生きようとする人々の中に体現されているものに充分生きている。道人の歌のしらべ、心のひびきは、はっきりと力強くみほとけを喚び醒ましている。清浄な光がとどいているのである。たしかに道人は現実に帰っていった、、、一切を失い、老残の道人が見る故郷の山河は何と清らかで寂しいことか。、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 


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