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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、隱微の間に性情を託して高尚なる書が出來たのである、、、

―魚― 
p.77-圖版69-春秋晩期青銅器及其紋様-
(1)、(2)、(5)、(6)均爲楔形短線刻劃宴飮紋匜的器内圖案。
  ‐中國圖案大系‐第三巻-春秋戦國-張道一 主編‐美工圖書社‐
 ‐圖版目録、圖版69 春秋晩期青銅器及其紋様(人物與動物紋八種)・・・77-
・下図三尾の魚のひれ「鰭」、‐p.1202・ひれ<鰭>魚のからだの腹・背中・側面・尾の端などに突き出た、膜状で丈夫なもの。方向と安定を保つための器官。かぞえ方 一基・一枚‐(新明解国語辞典 三省堂)、

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 
 (四)書の形質及び性情 上 p.225、つづき
、、、此點は麌世南も能く似て居る。隋唐の時代は六朝の戰亂時代の後で、大に秩序を立てねばならぬと云ふ要求が人心を支配して居た爲に、勝手氣儘に性情を發揮して居た書風が、形質に重きを置くやうになつたから、隱微の間に性情を託して高尚なる書が出來たのである。此種の書は形質が勝つて居るから書の鑑賞眼の極く低い程度の人の眼にも入るし、極高い人の眼にも入る、程度の低い人は書に性情などと云ふ者の必要であるといふことを知らないから、隱微の中に在つて見えなくても、其樣な者には用はない、只形の整頓して居る處を見て喜ぶのである。、、、つづく、 (己未年・1919年)
・・・藝術「書」を、古法を綴る天来先生・・・ ‐ことし2015年‐干支は(乙未)‐96年前の(未・ひつじ)年‐

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