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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、魚・獣形佩玉 ‐2‐ 魚尾形付璜形玉器、、、

ー魚ー
下図、‐p.104 ‐魚・獣形を象(かたど)った玉(ぎょく)製品 魚(ぎょ)・獣形佩玉(じゅうけいはいぎょく) 殷‐西周 9.0㎝ 9.8㎝ 
‐p.188、、、婦好墓ではこれと反対に頭側が折れて痕を磨いた、魚尾形付璜形玉器と林氏が名づけた玉器19点が出土している。同氏は魚形は異族の神で悪意のある力を振るわれるのを恐れて、みな頭の方をもいでしまったと推定している。掲出はもいで棄てたものが、次代の西周に拾われて折損部を磨き穿孔したと考えてよかろう。右下の2個は頭部が豚のような獣で前肢もついているのに、尾部は魚形というグロテスクな姿で、これこそ異族の神にふさわしい形態といえよう。‐とある‐ ひとものこころ 第1期 第4巻 天理大学附属天理参考館蔵品 発行昭和61年 編集天理大学天理教道友社‐ 

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