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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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あくまでも独創的な、表現としての造形を重んじなければならぬという点は、絵と書に通じる根本の要請である。

パリ9/5、チュイルリー公園の木陰にて休憩、椅子から見上げると太陽に向かっている幹、枝、葉、、、そしてその樹の地面の下には、樹の要請を支えようとしている根、柢が、、、生きている。

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社、昨日からのつづき、

―書を書くことと絵を描くこと― p.237に、
、、、しからば、どこに書教育の独自性を見いだせばよいか。あくまでも独創的な、表現としての造形を重んじなければならぬという点は、絵と書に通じる根本の要請である。技術の習練なども、常に、この根本要請にこたえるための手段として実施さるべきであって、逆に基礎的技術の習熟の上に、根本使命を築こうとすることは、少なくとも理論的には、不可能でもあるし、まちがってもいる。けだし、芸術における技術とは、常に、ある目的または生命に向かっている技術であって、それから切り離された技術は、芸術的には死物なのである。、、、とある(1956年の井島勉)氏。

書を書くことと絵を描くこと、、、つづく

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