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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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造形的にも書の独自の性格を形づくっていることを見のがしてはならない。

パリ9/2、ルーヴル美術館・ミロのヴィーナス、じっくりと古代ギリシアの造形に入り込むどころではない人びと、

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社、昨日からのつづき、

―書を書くことと絵を描くこと― p.236.237に、
、、、私は前に、書とは、文字を書くことを場所として成立する視覚芸術であると定義した。文字を書くことが、そのまま書を書くことにはならないけれども、文字を書くことを場所として成立する芸術なのであるから、たんに視覚芸術一般の性格を、そのまま書にもちこむことはできず、文字を書くということに由来するさまざまな性質が、造形的にも書の独自の性格を形づくっていることを見のがしてはならない。これを無視して、たんなる造形芸術として書を授けることは、書教育と図画教育との混乱を招くことになり、この誤謬は、旧式書教育の誤謬と同等の過失である。、、、とある(1956年の井島勉)氏。

これが最良の方法といい、考察することが便利といい、旧式書教育の誤謬といい、「書を書くこと」とは、、、つづく

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