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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

その笛の音の美しさというものをつかんだことになるわけですね。

―魚―
・青銅器銘文檢索p.1563、3179 魚爵 [魚]
 
・殷周金文集成釋文 第五巻 p.36、7543 魚爵 
 魚
 字數・・一
 時代・・西周早期 
 
 出土・・「與伯魚鼎敦同出易州」《攈古録》
 現藏・・日本京都泉屋博古館

下図、
 ・金文總集(五)p.1969、3179 魚爵  1字
 
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.294.295、昨日のつづき
、、、あるいはまたいろいろな、流れている水の音、街の騒音というようなものでも、たとえばラッパの音が聞こえた、直ちにそれに対してあれは豆腐屋の笛であるというふうに反応しないで、その鳴り響いているラッパの音その音に自分の耳を傾ける。そしてその音を聞きながら、今そのささやかな音の前で生きている自分のいのちというようなものに触れることができたら、彼はその音をたんに豆腐屋の信号として受けとるにとどまらず、その笛の音の美しさというものをつかんだことになるわけですね。・・・摑んだこと・・・という (1956年・井島勉氏)、つづく

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