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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

・・・3D CALLIGRAPHY立体象書(30)・・・

-3/17午前-講習会特別企画、書斎訪問-副理事長.甲藤方外さん(5)-筆-
p.6、、、わが国では、古来、筆はフデと呼ばれて来た。辞書にはフデはフミテ(文手)のつづまった語だとある。『万葉集』では「大王」「羲之」を「テシ」と読ませている。「大王」「羲之」は王羲之、そこから「大王」・「羲之」をもって「テシ」の義訓としたのは、「手師」の意で、奈良時代には名筆家を「手師」と呼んでいたことがこれによって知られる。さらに、『持統紀』には「書博士」の文字が見えているが、これを「てがきのはかせ」と読ませてきているのは上世からのことである、、、 とある 「ものと人間の文化史 30・筆」 著者.田淵実夫 発行者.法政大学出版会 1978年発行 


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