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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

古典なき筆意は空虚であり方法なき書作は盲目である

下図、書道全集 第24巻 昭和四十二年 發行 p.62?、63? 「楊・峴(ようけん)1819~1896 」臨 西嶽華山廟碑の右頁に昨日の②木簡の「一」をのせる、どうだろうか?やはり漢代の肉筆!本物のもつ筆勢、迫力!これ、筆意のちがいですね、、、出土の簡牘を楊峴は目にすることができなかったのですから、、、どうにもしようが無いことです!!!しかし、現在の書人の表現する漢代の隷書なるもの、楊峴に倣うということはいかがなものでしょうか????
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昭和三十一年 「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社、昨日のつづき
―教育における書教育の意義― p.163、164
、、、さまざまな人間がそれぞれに自己を表現することによって異なった美をつくりだしたことを、鑑賞指導が教え、自己の表現を遺憾なく実現するための技法を、技術指導がおしえることもあろう。しかしいつもバロメーターになるのは、自己の生命的な自覚以外にない。これが本当の書の態度である。優れた古筆なども、みなこうしてつくられてきた。、、、つづく

―自己の生命的な自覚以外にない。これが本当の書の態度である―、、、、いいね!

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