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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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場所を見いだしてゆく特殊な芸術が、絵画の外にあったってかまわないではないか。

―魚―
下図:「青銅器銘文検索(全六冊)」
總編 周 何・主編 李旭昇 汪中文・編輯 周聰俊 陳 韻 方炫琛 盧心懋・協編 陳美蘭・ 文史哲出版社
 印行・中華民國八十四初版 ・・・「魚」字、銘文検索に、・・・


昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―書をさしはさんでの東西の交流― (ヨーロッパ旅行の一コマ)
p.277、昨日のつづき
、、、だから一概にどちらがどうということは本人に聞いてみなければ分からない。だからこれはどうかとあなたはいわれるけれども、実はこれはこれなんだ、ただ、これは特に書だといわなくてもよいことだけは確かだ」というと、「自分もそう思う、これが絵であっても書であっても自分には一向にかまわない、要するに抽象芸術だということが大事だ」というようなことを彼は繰り返すわけだ。私も「そこまでは賛成するが、だからといってこれが日本の書の真相かということになると、けっしてそうであるとは思えない。なぜならば、人間の生活から文字を書くということを抹殺できないし、文字を書くということにおいて人間が芸術的感動を覚えて、それを表現したくなるということも無視できないから、そういうところに場所を見いだしてゆく特殊な芸術が、絵画の外にあったってかまわないではないか。・・・という(1956年・井島勉氏)、 ・・・
芸術的感動・・・

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