忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

書といふものは面白いのであります!

下図上段左、「書道史大観」、著者 川谷 賢、昭和三年四月十日発行、とある。
序に、
書道史ノ發行甚ダ少レナリ、況ンヤ完好書ニ於テヲヤ、余臨池界ニ、於イテ之ガ渇望ノ聲ヲ聞クコト茲ニ年あり。畏友尚亭川谷君夙ニ見ル所アリ―秋鶴 田代其次 撰 
自序
 倉頡の文字を制するや天は粟を雨ふらし、鬼は夜哭すといはれてゐる。その文字が單なる記號に止らずして作者の性霊が躍つて居り造化の妙に通じてゐたことを察するに足るのである。象形,指示、形聲、會意等その成立の起源を考へても造化の妙と人間の性霊とが結合したものであることがわかる。その成立の合理的にして進歩してゐることは西歐文字の無味乾燥なる比ではない。書は實に漢民族最初からの藝術であつた、、、
川谷尚亭(1886~1933)書家 名は賢三郎。字は大道。(旧・安芸郡川北村横山に生)
39.JPG
上段中、「書道全集 第一巻」 昭和六年十月二十日発行・平凡社
   右、「定本 書道全集 殷・周・秦」
      昭和三十一年十二月二十八日 第一刷發行・河出書房
下段左、「書道全集 第1巻」 昭和42年6月10日 4刷發行・平凡社
   中、「増訂 寰宇貞石圖」 昭和五十七年七月二十五日発行・国書刊行会
   右、「ヴィジュアル書芸術全集 第一巻 殷・周」平成四年三月二十日発行・雄山閣

Copyright (C) 2009-2012 立体象書研究会 All Rights Reserved. 無断での盗用,転載など類似の行為を禁じます。使用等に関しては,必ず連絡ください
 

拍手[5回]

PR