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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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第1回立体象書研究会展

下図中央、第1回立体象書研究会展―いま摑み出した本当の臨書―可比丹・作品
空海の「風信帖、遍」字より、作品タイトル 「同行二人」 仕上がりました!
311.JPG
下段、特別展 書聖王羲之の図録とリーフレット、
右リーフレットの、―書を芸術にした男―と右肩の赤字、、、この一行、、、?
一昨日、3/9の日記こ、書の芸術について、昭和三年四月十日發行・川谷尚亭「書道史大觀」をとりあげたつもりなのだが、、、
再度、尚亭・書道史大観の自序、
 、、、その成立の合理的にして進歩してゐることは、、、書は實に漢民族最初からの藝術であつた。、、、實に漢以前の書は唯一の藝術として繪畫彫刻等の役目をも努め文化の中心をなしてゐたのである。これによつて考へても東洋民族天與の藝術は書であるといふべく、書ほど進歩した高級な藝術はないことがわかる。、、、古來達人の性霊が躍つて千古に芳を傅へてゐるものはただ書あるのみである。古來の達人が書を學んだのも實は前達人の性霊に觸れんが爲である。
 書が人の性情を陶冶し人格を向上する所以のものはその記録されたる詩歌文章の感化にあらずして點畫の間に躍つてゐる古來達人の性霊の感化によるからである。、、、
 古來達人の性霊に觸れてはじめて東洋の文化を知ることが出來るのであつて東洋をよく知らんとするならばどうしても書を研究せねばその眞髄はわかつて來ぬ。
 ましてや書を研究せんとするものは書道の沿革興亡の由來を考へ、その名蹟によつて啓發せねばならぬ事はいふ迄もない。千年以來書聖の出ぬのは一は古來純古の氣が傅はらずに接近せる末流に目を蔽はれてゐた爲である。、、、昭和戊辰春日 浪華陋居に於て 川谷 賢  ―と、自序にある。

 、、、上記、書を芸術にした男???、とした方!
キュビズムのピカソ?、、、とは、書はちがうのであります!!!
   

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