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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

第1回立体象書研究会展、ご来場に感謝

―いま摑み出した本当の臨書―の7日間でした!!!
高知市「桜画廊」の展示にご来場の皆様、会員一同心より感謝申し上げます。
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この一週間の展示と中央の軸の天来、について
昭和四十三年九月発行、「近代書道開拓者 比田井天来・小琴」p.271.272に、

、、、思いだしても、今目前に彷彿するのであるが、たぶん昭和十一、二年ごろのことと思うが、代々木山谷にあった書学院で、鮫島看山、大沢雅休とわたし(あるいは手島右卿がいたかもしれない)とが昼食をいただき、先生から書談を承つていたとき、われわれから線の問題をもちだし、ガンジンスキーの絵画などを語つたところ、先生は書の筆意のことから、先生が大正年間に鎌倉に住まわれていた時代、文字によらずして、書的な線によつて新しい芸術を考え出し、これを「象」と名づけ、一、二年試みたことがあると語られた。、、、先生は試作をしてみたが、思わしいものができなかつたし、めんどうでもあつたので中止したといわれたが、今それが残つていたら、はたしてどのようなものであろうか。興味深いことである。
 このことは、作品が残つていないことと、他の人たちに話されなかつたらしく、、、(信濃教育・上田桑鳩)、とある。 

「象」と名づけたという試作、、、このことは、他の人たちには話されなかったという、、、「象」とは?!!!

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