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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

第4回立体象書研究会講習会補足

講習会について、もう少し詳しく載せて欲しいというご要望が多いので、続けてご紹介させていただきます。
~ 文字を選ぶ ~
立体象書を作るとき文字をどこから選んだらいいのか考えるところです。机の上に置いてある右手前の字書は、角川書店の書道字典ですね。コンパクトで携帯に便利な字書です。プリントは空海の風信帖、顏眞卿の爭坐位帖です。前回ご紹介させていただきましたが、事務局の私は空海の風信帖の「空」を選びました。周りを見渡すと、空海の字を選んでいる方が何人かいらっしゃいました。空海はおおよそ1200年前の時代に生きていたのですが、現在立体象書を作るときの古典としても人気です。空海は筆意をどのように捉えていたのでしょうか。空海のリズムとバランスもまた、王羲之と同じく3次元を表現する動きなのですね。

*弱輩のためこの日記の誤字脱字等々コメントにて訂正いただけますよう
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