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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、專門家の手に移つてから、其の藝術的價値が甚しく下つて來たのは其の爲である、、、

―魚― ・8/18・つづき
・青銅器銘文檢索p.1563 5709  白魚父旅壺 
白魚父乍旅壺永寶用 
 ・殷周金文集成釋文・第五巻ーp.408 9599 伯魚父壺
 
魚父乍旅壺永寶用
  字數:九(蓋器同銘) 
 時代:西周晩期
 現藏:美國米里阿波里斯美術館皮斯柏藏品
下図拓図版、―金文總集p.3159 5709 
白魚父旅壺(蓋器各9字)

昭和十三年發行 天來翁書話
實用書及び藝術書の奬勵法を異にすべきを論ず
.364、
、、其の藝術を向上させるに は、之を賞玩する人の鑑識眼を向上させることが急務である。成るべくは賞玩者が卽ち作家であれば最も理想的である。書道は昔の大官や貴族が餘技として學習した時代の作品には、立派なものがあるけれども、專門家の手に移つてから、其の藝術的價値が甚しく下つて來たのは其の爲である。唐の太宗時代、日本では嵯峨天皇や宇多天皇の時代は、天皇御自身が大家でゐらせられたから、當時の大官連は概ね書の巧拙位は心得て居ないものは一人もなかつたであろう。故に其の時代が書道の全盛期となるべき筈である、、、(昭和六年か、) 藝術を語る天来先生、つづく

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