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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、その字形と筆意の上に甚しい變化があつたので、當時の具眼者中にもその書に推服したものが幾人あつたらうか、、、

、、、自身の手で摑み出す臨書とは、、、
、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふ、、、と天来は云ふ、」

下図、第三回立体象書研究会展 POST CARDと、顔真卿「争座位稿」の原拓、、、左端の行の一番下に顔書の「無」字がある、、、これを摑み出す、となると正面は勿論、側面、上面が姿が「取り出し方で変わる」、この摑み出すこと、取り出すことが、顔書の造形・筆意を学ぶとしている、、、摑み出した「無」字を左に70度ぐらい回転させた「無」字のROST KARD、したがって上部に映る「無」字の影は、右に70度回転させると「無」字になる、、、
、、、書ほど面白い芸術は他にあるまい、、、と言った「天来」は、無から有を生ずる書の造形を考えていたにちがいない、、、
、、、昭和十三年發行 天來翁書話、、、.348、晋唐以後の書道家としては、顔真卿を第一に推さなければならない。漢時代の書道藝術が、この方面に新境地を開きかけたのは、佛敎又は老莊學の影響のやうに思はれる、、、―


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