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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、「岡倉天心の『東洋の理想』を改めて讀み直す、、、先見の偉大さをつくづくと思ふ」、、、

―魚― 
下図‐元押、 ‐湖南省博物館藏古璽印集 上海書店出版 1991年5月第一版‐
p.139 ‐押‐ 年代:元 ‐出處:征集品 ‐質地:銅 ‐原大:長34高15㎜‐
・p.21〔特殊印〕、、、③花押印=元代に多く用いられた。蒙古人はおしなべて漢字に習熟しないため、一定の符号で姓名などを表現したもの、漢字の変形が多く、長方形で杙鈕(ヨクチュウ)である。、、、‐中国書道辞典 中西慶爾編‐木耳社‐

p、448、 十 南浜秋艸堂時代 ‐ 秋艸道人奈良四季歌 ‐
 、、、昔の気概ははいささかも衰えてはいない。明けて昭和三十一年と なった。この年にはいって、道人は「自筆年譜」をしたためている。「岡倉天心の『東洋の理想』を改めて讀み直す。いつもながら、あの人のあの頃の先見の偉大さをつくづくと思ふ」(昭和三十一年一月三日、日記)と記している。道人にはまだ旺盛な読書力があり、つねづね尊敬している天心の著述を読み返している。
、、、
 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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