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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、富岡鐵齋も切紙細工が好きだったということを知って、よろこんだ、、、

―魚―  下図、‐鳥・魚形紋鉨‐ 
p.132‐歴代図形印吉語印印風‐中国歴代印風系列‐重慶出版社 1999年‐
・p.21〔特殊印〕、⑦肖生印=鳥獣人物などを刻した印。肖形印・画像印ともいう。古璽にもみられるが、漢代のもの、特に両面印に多見する。印面の底部に微細な刻が施してあり、泥土に押してはじめて図様が現われるものが多い。‐中国書道辞典 中西慶爾編‐木耳社、


p、447.448、 十 南浜秋艸堂時代 ‐ 秋艸道人奈良四季歌 ‐
 、、、門下生や親しい友の訪れを待ちわび、数日前からそわそわするようになった道人は、訪れると何かの拍子で不機嫌になったり、怒ったりすることもあったが、蘭子のとりなしで、後悔したり、朗らかになってゆくことが多くなった。「今度はいつ新潟に來るのか、何故早く來ないのか」などと言うようになり、いっそう子供っぽくなった。紙をのべて筆を揮(ふる)うことは楽しみであったが、それだけではなく、切紙細工が好きで、鋏で花や鳥などをつくるのが、楽しみの一つである。道人は昔からいつでも何かしていないと落ち着かないくせがあった。富岡鐵齋も切紙細工が好きだったということを知って、よろこんだ、、、
 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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