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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、十九世紀以来の科学文明によって歪められている人間の文化のあり方さへ、批判と拒絶をもっていた、、、

‐第4回‐立体象書研究会展‐「魄」たましひの造形‐9/13~9/21‐
下図、‐作品「魄」たましひに光を投射、そして生まれる影、
‐3次元‐2次元‐「有」と「無」の存在‐その⑤‐
・・・奈良は道人の主観の中でその美は醸成されていった・・・

p.415、 ‐ 『寒燈集』の上梓とその意義 ‐
、、、道人の現実拒絶は、自己の環境や親族ばかりでなく、当時のさまざまの文学運動にたいしても行なっている。文学運動ばかりでなく、十九世紀以来の科学文明によって歪められている人間の文化のあり方さへ、批判と拒絶をもっていた。このように多くのものが拒絶されている中で、奈良だけが受容されたのである。むろん厳密にいえば、奈良朝(万葉集)や奈良の佛教美術と風物である。若い時の憧れとして、
奈良は道人の主観の中でその美は醸成されていったが、奈良に没入する契機は少なくとも四つあったといえる、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 


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