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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、この漢字の文字としての構造と筆意から、、、

・・・筆意を解明すれば立体象書にいたる・・・
下図、事務局に展示している‐「遠」‐ 
この「遠」字の文字の構造と筆意の省文が、かなの‐「を」‐
‐p.110-漢字の起原 加藤常賢 角川書店‐【遠】‐字義、、、「延」字の説文の解釈に「長行なり」とあるのは即ち「遠」字の解釈であることになる。「袁」字が「衣長の皃」とされたのを見れば、この解釈の正しいことがわかる。「道を長い間歩く」意である。-とある

p.324、 ‐ ひらがな書きの改革 ‐
、、、しかし道人は、まったく別の革新の道を歩む。平安朝のかな文字は独特な優美な世界であり
 、古典として尊重はしてももはや実用ではなくなっている。だが、平安朝のかな書きを否定するからといって、ただちに萬葉がなを復活させることも賛成しがたい。そこで道人は、まずかなの成立の源に遡って考究する。萬葉がなが借字、借音したものは漢字である。この漢字の文字としての構造と筆意から、かな書きの改革をはじめなければならぬ。、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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