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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、味わいのある芸術性をもたせる独特ないとなみに、ずっと興味と情熱をもちつづけた、、、

只今、「立体象書作品」‐制作中の磨き(400番)‐背面より写す、
・・・「書線」を切ればその断面は丸い、と秋艸道人は言う・・・
・・・切らずとも断面の丸い「書線」で、「筆意の解明」、・・・

p.313.314、 ‐書簡家‐
、、
、昔からのたしなみであった。それは人間の分身だからである。書簡の中では、怒りを爆発させたり、無闇に淋しがったり、不平を言ったり、大いに自慢したり、胸をそらしたり、そのときどきで、偽らぬ自己を表わしている。ただ実用的な面でも、味わいのある芸術性をもたせる独特ないとなみに、ずっと興味と情熱をもちつづけた。それは、結果において書や短歌を太らせるのに役立った。内部に鬱々として燃えるものを、長い間の無名と孤独に耐えながらも、書簡に吐露しつづけたのである。それゆえに、短歌と書とならんで、その芸術性と人間性を知る重要な要素である。
、、 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄・発行所 恒文社


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