忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


鑑賞において重要なのは、対象において自己が何になるかということなのである。

第2回立体象書研究会展―書の心、心の中のこころ― 9/16~9/28
会場作品、「文房四宝にみせられて」・甲藤方外さんの「戯」字側面と奥に映る「戯」、

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社 つづき、
―鑑賞することー p.214より、
、、、普遍的鑑賞をめざしても、常にそれが何らかの個性的生命を媒介することを否定できない。それは、鑑賞が人間の生命的立場を超脱することができないからである。
 対象を知ることは、生命の立場を超えて対象に帰人することであり、対象を鑑賞することは、対象における自己の生命に沈潜することであるともいえる。知識において問題となるのは、対象が何であるかということであるに対して、鑑賞において重要なのは、対象において自己が何になるかということなのである。 という(1956年の井島勉)氏、、、

2013年現在の作品展、、、自己の生命的自覚を賭ける作品に対して、、、審査をするということが行われる「書道展」、はたして、独創的であり創造的であることを、、、我を忘れて見入るということが彼はできるのだろうか、、、対象の美を、、作品を、、、、重要なのは、、、 とは、50年も前のことなのだが、、、

Copyright (C) 2009-2013 立体象書研究会 All Rights Reserved. 無断での盗用,転載など類似の行為を禁じます。使用等に関しては,必ず連絡ください。

拍手[11回]

PR