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一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。
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5 回にわたって高村光太郎を紹介しています。彼は、彫刻家、詩作のほかに評論を行っていますが、その中で書の造形についてとてもよい文章を残しています。
今日のタイトル ― 書の造形美 -
書を究めるというふ事は造形意識を養うことであり、この世の造形美に眼を開くことである―高村光太郎。(立体象書研究会)書の造形美を研究する会です。
光太郎は、書の造形美をこのように考えている。
・書はあたりまえと見えるのがよいと思ふ。
・無理と無駄の無いのがいいと思う。
・力が内にこもってゐて騒がないのがいいと思ふ。
・そんなに力を入れないでいいのにむやみにはねたり、伸ばしたり、ぐるぐる面倒なことをしたりする。
・良寛のような立派な書をまねて、わざと金釘流に書いてみたりもする。
・お手本や師傳のまま無神經にくり返してただ手際よく毛孔(けあな)の無いような字を書いてゐるのが世上に滔々たる書匠である。
「一二三」良寛(1758-1831)墨217号より
書はもとより造形的のものであるから、と高村光太郎は書いている。
造形(3次元)意識を養うことで、この世の造形美を理解しよう!
弱輩のためこの日記の誤字脱字等々コメントにて訂正いただけますよう