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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

高村光太郎 美について

6 回にわたって高村光太郎を紹介しています。彼は、彫刻家、詩作のほかに評論を行っていますが、その中で書の造形についてとてもよい文章を残しています。
 今日のタイトル ― 古典 -

立体象書研究会は 書美の造形を古典に求め、現在の表現を研究 しています。
光太郎は、
・やはり書は習ふに越した事はなく、もともと書といふものが人工に起原を發し、
 傳統の重疊性にその美の大半をかけてゐるものなので、生まれたままの自
 然發生的の書にはどうしても深さが無く、その存在が脆弱(ぜいじゃく)で、
 甚だ味気ないものである。

喪亂帖 王羲之 御物 現存する王羲之書の摹本中での第一級品

書を學ぶのはすなはち造型美の最も端的なるものを學ぶ事であり、ただ
 字がうまくなる勉強だけでは決してない。(高村光太郎


(可比丹)喪亂帖の筆意は3次元だ!

古典の空間を考え書の象(かたち)の造形を!

立体象書で造形(3次元)を楽しもう!造形美の最も端的な古典(魏-鍾繇、東晋-王羲之、王献之、唐-太宗、虞世南、欧陽詢、褚遂良、顔真卿等々、奈良-光明皇后、平安-空海、嵯峨天皇、橘逸勢等々)

弱輩のためこの日記の誤字脱字等々コメントにて訂正いただけますよう

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