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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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高村光太郎 美について

8 回にわたって高村光太郎を紹介しています。彼は、彫刻家、詩作のほかに評論を行っていますが、その中で書の造形についてとてもよい文章を残しています。
 今日のタイトル - 書の芸術性 -

光太郎は、
・書は一種の抽象藝術でありながら、その背後にある肉體性がつよく、文字の持つ意味
 と、純粋造型の藝術性とが、複雑にからみ合つて、不可分のやうにも見え、又全然相
 關關係がないやうにも見え、不即不離の微妙な味を感じさせる。

・書の魅力は實は意味と造型のこんぐらかりにあり、書の深さはこのヌエのやうな性質の
 奥から出てくるので、書の東洋的深淵といふ祕境の醍醐味は、外國的抽象美には求め
 られない。

書の芸術性の象(かたち)、風信帖「望」字を手で掴み出すと、、、!!
2008年「立体象書展」可比丹作「望」字

立体象書研究会は 書は芸術でしょうか?書の芸術性とは?から始めています

書を鑑賞することとは、筆でかかれた文字を見て語句・内容を理解するということだけではありません。平面から立体をともなう三次元の(象かたち)をつかみだし、時空(4次元)を越えて、まさに書いている筆を手にしている筆者に語りかけるものなのです。(可比丹)

ブログに対して、コメントいただきました!
8月10日の テーマ古典について
☆造形の写真を見て 立体象書研究会に興味が湧きました。

ありがとうございます!
ペンチと針金で立体造形が楽しめますよ!ぜひご入会を☆
(9月15日、16日高知で講習会を開催、7月2日、3日のブログを参考に)

弱輩のためこの日記の誤字脱字等々コメントにて訂正いただけますよう 


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