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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、『庭草ヲ除カズ生意ヲ留メ、盆魚ヲ愛養シテ化氣ヲ知ル』、、、

―魚― 
p.12、、、在彩陶上也発現有描絵魚、蛙、鳥、人物等生動的形象、、、
、、、從新石器時代的彩陶起一直到殷、周、戦国、漢、魏等時代、、、
下図‐
魚形的各種造型
‐中国図案作法初探‐雷圭元著一上海人民美術出版社‐1979年6月第1版‐
・・・
ずつと深く私を啓發して、硬い心の眼を開いてくれたものは・・・

p.285、 ‐小鳥飼のこと‐
、、
、「かれこれするうちに、あの十姉妹の流行が始まつた。間も無く鳥屋の小僧が、自転車で廻つて來て、せがむやうにして、若い雛を貰つて行く時が來た。今は十箱ばかりに殖えてゐた中から、私は何度も鳥屋に雛を渡して、その金で、かなり高價な美術の本を買つたこともある。これを見ると、私の内へ毎日のやうに來ては、私の時間を喰ひ荒すのを、何とも思つてゐなかつた若い人たちは、いづれも良い機嫌ではなかつた。何か私が下品な儲け仕事に憂き身を窶(やつ)してゐるやうに思つてゐるらしかつた。しかし、その人たちよりも、ずつと深く私を啓發して、硬い心の眼を開いてくれたものは、鳩や十姉妹であつたあつたといひたい。その頃、私は近代の或る支那人の『庭草ヲ除カズ生意ヲ留メ、盆魚ヲ愛養シテ化氣ヲ知ル』といふ連句を、自分の生活からあまり遠くもないやうな氣がして、面白く思つていた」(小鳥飼)。、、 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄・発行所 恒文社
「墨線」、できないことではあるけれども切ればその断面は丸い、という道人。

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