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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、かかる文字性と造形性とを如何に関連させるか、そこに書の根本的な、、、

p.328‐老子‐中国古典名言事典‐諸橋轍次‐昭和47年発行‐講談社、
大象(たいしょう)は無形(むけい)なり。大象無形。(四十一章)
 最も大いなる現象は、形のないものである。たとえば、宇宙というものは最大の現象であるが、それには形がない。そのように道は無形である。最大の者である。
.....宇宙、、、時間と空間の存在、象(かたち)、......

下図、立体象書作品「無」を前方上から写す、1200番で磨いた状態、捩じるという墨線、そしてなにもない無の部分の存在があるから「書の造形」になる、、、

NO.46 7(JUILLET)1955 BOKUBI「墨美 特集 触覚性」
 ニジェリアの絵画と木簡 ―その心性と触覚性―木村重信
  昨日のつづき、p.7、、、一方書が芸術的な意味を獲得するためには、そこに造形的な必然性がなければならないのであるから、かかる文字性と造形性とを如何に関連させるか、そこに書の根本的な問題がある。木簡も現代の書も、共に文字を媒質として成立している点では一般である。その事は書道というものが成立するための不可欠の事柄なのであるから当然である訳であるが、しかしその制作の態度には非常に大きな差異があるように思われる。、、、という 木村重信氏 (1955 BOKUBI)、つづく
......1955年現在、書の造形的な必然性をいう木村氏、、、......

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