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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、ただ「わたしはわたしの信ずる道をゆく」と断言があるのみである、、、

― 魚 ―
‐ 野柳、ホテル近くの鮮魚店 ‐
・・・p.127‐孟子‐中国古典名言事典 諸橋轍次 ‐ 魚(うお)は我(わ)が欲するところなり。熊(くま)の掌(たなごこころ)も亦(ま)た我が欲する所なり。二者兼(にしゃか)ぬることを得(う)べからずんば、魚を舎(す)てて熊の掌を取らん者なり。、、、(告子上) 魚も欲しいし、熊の掌(たなごころ)も欲しい。しかし、この二つを両方とも得られないとすれば、魚よりもおいしい熊の掌を取ろう。 すなわち、生も義もわたしの欲しいものではあるが、それが双方を兼ねることができないとすると、わたしは生を捨てて、より大切な義を守ろう。・・・とある

p.45、Ⅱ 短歌作品とその変遷 鹿鳴集の世界 南京新唱
、、、この言葉どおりにとれば、いわゆる信者のそれとは別の道を歩むことになるわけであるが、道人が無宗教であったことを証するものは、生涯なにひとつない。しかし信心者のそれでないこともたしかである。ここには、ただ「わたしはわたしの信ずる道をゆく」と断言があるのみである。
、、、
 ‐ 「會津八一とその芸術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 早稲田大学出版部 

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