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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、ちかづきて あふぎ みれども みほとけ の みそなはす とも あらぬ さびしさ、、、

― 魚 ・ 鰻 ―
‐ 上野公園 鰻屋 ‐ 
‐p.242‐広辞苑‐うなぎ【鰻】①ウナギ科の硬骨魚。細い棒状。産卵場は、日本のウナギは台湾・フィリピン東方の海域、ヨーロッパ・アメリカのウナギは大西洋の中央部の深海。稚魚はシラスウナギ・ハリウナギ、、、ー・のぼり【鰻登り・鰻上り】(ウナギが水中で身をくねらせて垂直に登ることから)物価・温度、また人の地位などが、見る見るうちにのぼるのにいう。、、、‐

p.50.51、Ⅱ 短歌作品とその変遷 鹿鳴集の世界 南京新唱
、、、 古代大和 の和やかな春を、このみほとけのまなこに想い浮かべる憧憬と陶酔には、いい表しがたい出会いの喜びがこめられている。だが他方、作者は感動のあまり、近づいて仰ぎ見るけれども、その縹渺のまなざしは、逆に「みそなはす とも あらぬ さびしさ」という嘆きを発しさせる。この二首には、みほとけの衣紋線となり、ひだとなって、ゆるやかに流れているしらべがある。
、、、
 ‐ 「會津八一とその芸術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 早稲田大学出版部 

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