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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、よい悪いの問題ではなく、彼等のものの見方がかくの如くであった、、、

下図、木簡 大庭脩 學生社 ‐昭和55年 重刷発行‐
カバー写真:表―「建武三年候粟君所責寇恩事」という題のついた冊書より。新居延漢簡。裏―中世のこけら経(法華経)。元興寺蔵。
p.240、大庭脩氏、-あとがき-に、私が『居延漢簡考釈』の一九四九年版を手に入れたのは、大学を卒業して二年目の冬、、、昭和二十六年のこと、、、とある、

NO.46 7(JUILLET)1955 BOKUBI「墨美 特集 触覚性」
 ニジェリアの絵画と木簡 ―その心性と触覚性―木村重信
  昨日のつづき、p.7、、、木片に文字を書く事は、相互の意思伝達或は記録のためであり、書道の手本を書くという事ではなかった。もちろん斯く言えばとて、私は現代の所謂芸術的な書が悪いとか言おうとしているのではない。よい悪いの問題ではなく、彼等のものの見方がかくの如くであったという事、つまりものを作る営みについての当時の人々の考え方が、こうであったというだけである。これに反して今の我々はそうではないという事なのである。即ち我々は芸術の世界というものを、、、という 木村重信氏 (1955 BOKUBI)、つづく
......1955年現在、書の造形的な必然性をいう木村氏、、、......

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