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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、二つの歷史的な特殊事情が絡まってゐることを無視できない、、、

下図、墨美 No.18 -1952 11-  BOKUBI  -昭和27年11月1日發行‐「表紙」、

1952年の現在、第十八號 墨美 ‐p.2‐より、
―諸芸術の独立と限界について 井島勉―
 絵のやうな書、書のやうな絵、洋画のやうな日本画、図案のやうな絵画、彫塑のやうないけばな等々。特に現代の日本においては、芸術の各分野が伝統的な国境を越えようとする傾向が強く、このことが、時には前衞の名をもつて自負され、時には邪道や逸脱の名をもつて非難されてゐる。三十八度線あたりに低迷してゐる暗雲が、容易に割り切れない物議をかもしてゐるやうである。このやうな事態を、如何に解釈すべきであろうか。
 その根本的な問題は、諸芸術の独立と限界といふことであるが、日本の現状については、二つの歷史的な特殊事情が絡まってゐることを無視できない。、、、とある、つづく

......芸術は常に新しい創造であるべきなのだから、、、という井島勉氏、、、38度線あたりに低迷してゐる暗雲、、、僕がまだ1歳にならない頃の現在、......

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