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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、俯仰して多少の感懐あり。書風亦た頓に変易して、筆は人と共に老ゆるの概あり、、、

―魚― 
下図、童子戯魚紋、李札掛劍圖漆盤的内底圖案 ‐局部圖案、
1984年安徽馬鞍山市東呉朱然墓出土。
p.36、圖版12 ・三國時期漆器圖案
 
‐中國圖案大系‐第五巻-魏晋南北朝-張道一主編‐美工圖書社‐
・・・
できないことではあるけれども切ればその断面は丸い―秋艸道人・・・

p.343、 ‐ 書画展開催と渾斎随筆 ‐
 おそらく、静かに訪れた「老い」を味わい、自己の境に安らぐことができたであろうが、道人の旺盛な創作欲と活動力は、昭和十六年四月、かねてからの念願であった書の成果を世に問うべく、銀座の鳩居堂で、還暦記念書画展をひらく。その「還暦潤規」は、つぎのように述べている。「しかるに道人、今年還暦に遇ひ、俯仰して多少の感懐あり。書風亦た頓に変易して、筆は人と共に老ゆるの概あり蕭散沈鬱、初めて少しく観るに足るものあらむとす」。、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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