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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、動きのないものに、動きを与えるのは、作者の強い心の感動である、、、

― 魚 ・ エビ ―
‐ 野柳、ホテル近くの鮮魚店 ‐ 
・・・p.288‐広辞苑‐えび【海老・蝦】、、、―で鯛(たい)を釣る 少しの物をもとに、またわずかの労力によって多くの利益を得る。魯堂雜話「才芸もなくして高官を得んとす、是も蝦にて鯛を釣らんとする人なり」 ―の鯛交(まじ)り 弱者・愚者が強者・賢者の中にはいっていることのたとえ。雑魚(ざこ)の魚(とと)交り。・・・とある

p.50、Ⅱ 短歌作品とその変遷 鹿鳴集の世界 南京新唱
、、、道人の短歌の出発点は、想念にあるのであって、写生とか、事物の客観的描写が目的ではなかった。作者が仏像を見ずに、勝手気儘に空想したわけではないが、道人の想像の中に、微風に揺れる瓔珞のイメージが育まれていた。それゆえ、動きのないものに、動きを与えるのは、作者の強い心の感動である
、、、
 ‐ 「會津八一とその芸術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 早稲田大学出版部 

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