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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、壮年すぎてからは怒りもますます多面的で芸術味も加わっている、、、

―魚― 
(9)畫像磚上的魚紋圖案(拓図) 
p.301、・圖版293‐四川漢代畫像磚  
‐中國圖案大系‐第四巻-秦漢時代-張道一主編‐美工圖書社‐
・・・道人は
天性の芸術家‐毛筆の線表現を、切ればその断面は丸い‐という・・・

p.320.321、 ‐ 厳格 ‐
、、
この機鋒としてあらわれる大喝激怒の中には、任侠的な豪傑、親分肌を示すものもあり、負けず嫌いであったし、正義感から出る怒りもあり、主我的な怒りもあり、壮年すぎてからは怒りもますます多面的で芸術味も加わっている。しかし、何といっても道人は天性の芸術家である。内部に沸々と発酵するものがあり、これが滑かに吹き出ることもあるが、多くは作品となりにくかったり、生まれ出ようとして出てこなかったりする。鬱勃たるものがあって、未だ十分に形をとらない場合の焦燥や不満が怒りのごとく爆発することもあった。、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄・発行所 恒文社 

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