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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、学規にも「学藝をもって性を養ふべし」と言っているごとくである、、、

只今、立体象書作品制作中‐磨きの段階‐左側面、上より写す、
・・切ればその断面「書線」は丸い、と秋艸道人は言っている・・・
・・切らずとも「書線」の断面は丸い「筆意(3次元)の造形」・・・

p.313、 ‐書簡家‐
、、
、また自由にふるまえる要素がある。もともと形式はないからである。道人は自己の文人的な生き方を「趣味に生きる」、「趣味の修養」と呼び、学規にも「学藝をもって性を養ふべし」と言っているごとくである。別に「養素」、「涵養」ともいう。あらゆる芸術的な要素を自己の生活や態度に包含し、瀰漫(びまん)させることにあった。こうした生き方にふさわしいものは書簡である。道人は多趣味の人で、性格もまた複雑で多面的である。そうした複雑な内部に湧く創作欲と表現欲を発散させる安全弁の一つが書簡であった。
、、 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄・発行所 恒文社
あらゆる芸術的な要素を自己の生活や態度に包含‐秋艸道人(大正十一年)・

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