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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、常に其心を千古の巨人に接して、奇を毫端に闘はし、、、

―魚― 
p.26-圖版18-春秋早期青銅器及其紋様-「銅魚」(1)(2)、
 ・1978年陝西寶ケイ縣西高泉村出土
 ‐中國圖案大系‐第三巻-春秋戦國-張道一 主編‐美工圖書社‐
 ‐圖版目録、圖版18 春秋早期青銅器及其紋様(十三種)・・・26-
 
、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 
.565、
 人は皆(火+毀・ヤ)くが如き三伏の熱風に喘ぎて逃るゝ地なきを歎ず。吾人は千古希コウの劇蹟に触目すれば、忽ち一陣の冷風谷底より起りて、津々たる筆致を駆り将つて吾人の心胸に浸透し來り、又浸透し去るを覚ゆ。更にその霊台を漢碑晋帖の間に寄託し、臨古三昧に耽る時は、蜀道の険を越ゆるよりも猶難き世路の険峻を攀づるも、常に其心を千古の巨人に接して、奇を毫端に闘はし、妙を絹素に競ふことを得べし。、、、(昭和六年)
・・・藝術「書」を、古法を綴る天来先生・・・

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