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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、平板で限定された「文字」の意味とは全く別ものにちがいないと思う、、、

―魚―
・青銅器銘文檢索p.1563、4773 魚乍父己尊 一 魚乍己寶尊彝

・殷周金文集成釋文 第四巻 p.239、5880 魚作父己尊 
  魚作父己寶尊彝 
 字數:七
 時代:西周早期
 現藏:上海博物館

下図、(拓図版)
・金文總集(五)p.2622、4773 魚乍父己尊 ー 7字


月報 第3號・書道全集一・ 中國1殷、周、秦(昭和29年・平凡社)
殷の圖象文字 岡本太郎
昨日のつづき、、、無意味と私はいつた。しかしこれが象形文字である以上、意味があるにはちがいない。だがそれにしてもその意味は、われわれが常識で考えているような、平板で限定された「文字」の意味とは全く別ものにちがいないと思う。でなければこのような不可解な形態が、無條件に魅力となつて訴えかけてくるはずはない。
 ここでは内容が形と直結しているのである。要するに單なる符牒としての文字ではなく、豐かに魔術をおびて、解讀できないものにも迫つてくる。、、、とある(岡本太郎氏)「圖 象文字」について、つづく
....平板で限定された「文字」を筆で書くことの意味? 書の芸術性? センス?.....


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