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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、、弘法大師でも小野道風でも夢にも見ぬことである、、、

―魚― 
下図、p.228-圖版220-戰國時期青銅器
圖案- (2)圖
・(2)均爲水陸交戰紋鑒的中腹
圖案
  ‐中國圖案大系‐第三巻-春秋戦國-張道一 主編‐美工圖書社‐
 ‐圖版目録、圖版220 戰國時期青銅器
圖案(交戰紋二種)・・・228-

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 
 (五)書の形質及び性情 下 p.229、つづき
 寫眞術が發明されてより、所有る學術界に貢献して大なる功績を彰はして居るが、吾が書道の研究に於ても亦非常なる助力を蒙つて居る。殷周時代の古文を始めとして、秦漢以來の墨跡又は碑帖の珍本を撮影して今日吾人が机上の研究資料と爲らんとは。弘法大師でも小野道風でも夢にも見ぬことである。故に此際大に勉強すれば日本開闢以來の大名人に爲り得らるゝ道理である
、、、つづく(己 未年・1919年)、・・・ことし2015年(乙未)、96年前の(未・ひつじ)年、藝術「書」を綴る天来先生・・・

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