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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、感動は想像(イマジネーション)をひろげてゆく、、、

― 魚 ―
下図、‐ 魚頭人体鳥足(ペルー)
p.99‐「原始文様図鑑」昭和46年初版‐ 編者  岡登貞治‐東京堂出版‐

・・・2/12からのつづき‐この法華寺温室の伝説をふまえながら、湯気たちこめる唐風呂で、病者の膿汁を吸っては吐き、吸っては吐いてその汚れを浄め給う光明皇后の赤き唇に、作者はあやしい妖艶の美をおもう。醜穢の病者を浄める悲願の行為は、皇后がそのまま観音であるという伝説をうなずかしむる。現実にあり得ないことがらも、宗教性の情熱の中ではあり得ることとして、感動は想像(イマジネーション)をひろげてゆく。・・・とある、 ‐p.52.53‐短歌作品とその変遷 ‐ 「會津八一とその芸術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 早稲田大学出版部 

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