忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

、、、本来の形というものになるためには人間が書かねばならんのであります。

書法研究の3/26-27-28、充実の三日間でした。香美市土佐山田町平山にある静かな森に囲まれた「地域交流施設・ほっと平山」にて、周りには桜、桜、花のさくなかでの開催!
 「ほっと平山」の体育館にて作品制作でした、、、
―写真中央奥に足が小さく見えている、右が天・左が地、天地18尺―
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.299、昨日のつづき
、、、せいぜいわれわれの見ることのできるものは、その約束にしたがって三本の棒を引いたときにはじめてわれわれはその文字を見ることができるわけですね。ところでそういうわけですから、文字という約束を目に見えるものにさせるためにはそれを書かなければなりません。つまり一つの記号としての、まあこれを記号形態、まだ形以前の存在でありますけれども、強いて記号形態とでもよぶ、あるいは約束的形態とでもよんでおくとするならば、それが現実の視覚形態、目で見ることのできる本来の形というものになるためには人間が書かねばならんのであります。ですから文字は必然的に書くという仕事を含んでいる。こういうふうにいうことはこれは正しかろうと思う。・・・約束を目に見えるものに・・という (1956年・井島勉氏)、つづく

Copyright (C) 2009-2014立体象書研究会 All Rights Reserved. 無断での盗用,転載など類似の行為を禁じます。使用等に関しては,必ず連絡ください。

拍手[8回]

PR