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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、甲の形質を乙に應用すれば乙の性情となり、丙に於ける性情は丁の形質である、、、

―魚― 
下図、p.249-圖版241-戰國時期青銅器
及其紋様- (1)圖部分
・(1)宴樂漁獵攻戰紋壺及其
圖案的展開・原器高31.6厘米・爲故宮博物院藏品
  ‐中國圖案大系‐第三巻-春秋戦國-張道一 主編‐美工圖書社‐
 ‐圖版目録、圖版241 戰國時期青銅器
及其紋様(宴樂漁獵攻戰紋壺)・・・249-

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 
 (五)書の形質及び性情 下 p.229、つづき
、、、楷書を書く場合に草書の筆を加へ、又は草書を書く場合に楷書の筆を加へるときは、孫過庭の謂ふ通り性情を發揮することが出來る。然し之では不十分である。此の理論を擴大すると各體書に於て、甲の形質を乙に應用すれば乙の性情となり、丙に於ける性情は丁の形質であると云ふやうに、交互に之を應用すれば、無際限の變化を生じて性情を表はす上に於て至極便利である。之は理論ばかりでなく吾輩は既に之を實行して居る。吾輩が實行して居るばかりでなく古來名人は皆其の幾分を實行して居る。只斯ういふことを具體的に云ふて居ないまでのことである
、、、つづく(己 未年・1919年)、・・・ことし2015年(乙未)、96年前の(未・ひつじ)年、藝術「書」を綴る天来先生・・・

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