忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

、、、私がもし普通の人と同じ神経や感情であったならば、これまでのやうに友人や弟子の世話も出來なかったでせう、、、

―魚― 
(11)畫像磚上的魚紋圖案(拓図) 
p.301、・圖版293‐四川漢代畫像磚  
‐中國圖案大系‐第四巻-秦漢時代-張道一主編‐美工圖書社‐
・・・道人は
天性の芸術家‐毛筆の線表現を切ればその断面は丸い‐という・・・
 
p.321、 ‐ 厳格 ‐
、、
、道人は小川晴暘に、つぎのように述べている。「序(ついで)に申上げておきますが、私の感情や神経の強い事などについて、御心配はありがたいけれども、私がもし普通の人と同じ神経や感情であったならば、これまでのやうに友人や弟子の世話も出來なかったでせう。その弟子や友人から私の感情や神経をかれこれ云はれるのも、私にとって可笑しいだけです。将來は御無用にねがいます。自分の事だけ考へて普通の人間のやうにして居れば、あなたがたから忠告を受けることもなくなるわけですから、それは普通の人にとって何よりたやすいことです。.....」(昭和五年四月五日、
小川晴暘宛)。自己の感情の起伏の劇しさと、それに応じて人間的な諸能力も発揮できるということを充分知っていたのである。、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

拍手[15回]

PR