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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、道人は「風雲無盡時、春秋佳日多」の対聯を書いて、、、

下図、-p.2 第20洞 全景-
「小川晴暘 雲岡の石窟」-昭和53年発行-発行者 佐藤亮一-新潮社-
-函に、略歴-1929 東洋美術研究会を興し、「仏教美術」を「東洋美術」と改題、会津八一、天沼俊一、浜田青陵、内藤湖南博士らの協力を得る。この頃より数年、朝鮮の文化遺跡を撮影。
・・・2002年2月-北魏の遺蹟-雲崗石窟を自分の目で確かめる・・・

p.326、 ‐ 日華事変の勃発と中国文化遺蹟の保護 ‐
、、、
商務印書館の設立に努力し、その間に唐招提寺の鑑眞の足跡をたづね、戦後帰国して、その研究の成果、『鑑眞大和上傳之研究』を発表した。再度、中国にわたるとき、道人は「風雲無盡時、春秋佳日多」の対聯を書いて、更生にわたした。この原句は「白雲無盡時」であるが、風雲に改めている。おそらく当時の心境であろう。道人もまた中国の美術や遺蹟を自分の目で確かめたいという念願を持っており、「.....拙者も事変稍々落ちつかば北支一遊決行致し度く存候.....」(昭和十二年十月五日附)と北京に留学していた栗田直躬(東洋哲学)に気持を披瀝している。、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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