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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、邪鬼は「悪びれた反抗もせず、そのあひまに、かへつて不思議な餘裕をさへ見せてゐる」、、、

―魚― 
p.42 図(
127) 魚形土器 
彌生式文化
さ十五・五糎。名古屋市昭和區瑞穂町出土。國立博物館藏
日本考古圖録‐東京國立博物館編‐朝日新聞社刊‐
昭和二十八年四月二十五日發行
・・・
不思議な餘裕をさへ見せてゐる・・・

p.269.270、 ‐邪鬼と四天王のことなど‐
、、、おに ひとつ ぎやうじや の ひざ を ぬけ いでて あられ うつ らむ ふたがみ の さと、、、三月堂の邪鬼も釈放してやったら、「存外無邪気なもので、ともすれば余りの手持ぶさたに當麻寺の連中でも誘ひ出して、霰の打ち合ひでもして遊び暮らすくらゐがせきの山」(渾斎随筆、西大寺の邪鬼)であろうし、毘沙門天に践まれながらも、邪鬼は「悪びれた反抗もせず、そのあひまに、かえつて不思議な餘裕をさへ見せてゐる」
(渾斎随筆、西大寺の邪鬼)、、、 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄・発行所 恒文社

-「墨線」、できないことではあるけれども切ればその断面は丸い、という道人。

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