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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

、、狭く古めかしい世界を固守する限り、かかる芸術は現代的意味を獲得しえまい、

下図、「墨美 特集 触覚性」木簡第四図、「、、、鳳元年、、、可比丹臨書、


NO.46 7(JUILLET)1955 BOKUBI「墨美 特集 触覚性」
 ニジェリアの絵画と木簡 ―その心性と触覚性―木村重信
 7/2 のつづき、p.9、、、例えばピカソの「ゲルニカ」とそれを支える時代精神の関連の如く、この両者における血族的な関係を分析整理することが、今日の美学に課せられた問題である。人間の運命というか、正面切っての現実が、芸術家の関心の中心的な課題として押し出されている時、芸術が狭く古めかしい世界を固守する限り、かかる芸術は現代的意味を獲得しえまい。いいかえれば、惰性的世界像がその中に一切の世界像を抱き込もうとする如き哲学に立脚する限り、そのような芸術は現代においては所詮無力である。かかる現状において、未開人の絵画や木簡が我々に何等かの反省の糸口を与えるのではあるまいか
、、、という 木村重信氏 (1955 BOKUBI)、つづく

......1955年現在、書の造形的な必然性
、、現状はという、木村氏がいる、、、.....

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